中越地震被災地を視察してきました。
地震から3ヶ月経過して表面は復興の兆しが見えてきておりますが、裏に入れば手付かずの状態でした。
壊れた家は撤去され更地になってるところもあれば、今撤去しているところ、そしてまだ何も手付かずの
傾いたままの家があったりしております。
画像は皆川優太ちゃんが奇跡的に助かったものの母と長女が亡くなった妙見堰土砂崩れ現場です。
山がそっくり崩れ土砂が川に押し出されているのが分かります。その土砂に雪が積もり、いっそうせつなく悲しく見えてきます。
人間の作ったものが自然の力にいかに弱いか見せ付けられた思いです。
被災地は有数の豪雪地、積雪と雪解けによる二次災害の危険もあります。
一日も早い復興を、などという形式的な言葉は通用しない悲惨さです。仮設住宅の白さがやけに印象に残る視察でした。 |