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加工へ
大峰かおり栽培記は栽培して枝豆で販売しただけでは
終わりません。
大量の剥き豆が冷凍してあります。
それも急速冷凍後−30℃の冷凍庫で保管。
これを1年かけて加工して販売しようという考えです。
まず一弾は大峰かおりジェラート(左画像)、
これは新発田市菅谷のカフェ、sanasi cafeですでに販売中です。
大峰かおりの香りがしっかり残り、豆のツブツブ感がある逸品の
ジェラートです。
第二弾は「ずんだあんこ」(右画像)これは暮れにかけて
そうえん農場で販売予定。
もう試作は済んで量産に入るだけです。
そのほか様々な所に話を掛けているので、面白い食材に
変身してくれるでしょう。乞うご期待ですね。 |
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収穫終わり 10月8日
9月24日から始まった収穫が今日、10月8日に終わりました。
長いような短いような・・・。
「大峰かおり」の本格栽培2年目、様々な人々に食べていただき、色んなご意見を頂きました。
「おいしい」「香りが良い」「莢が大きい」「それほどでも?」などなど。
普及指導センターにも実演機の手配や莢剥き機の手配、食材提案会の開催などでお世話になりました。
新発田市としても様々なイベントに紹介していただき、大勢の方々に食べていただく機会を作ってもらいました。
来年に向けての課題もたくさんあります。きっちりした栽培マニュアルの作成と徹底、栽培者の拡大、
販路の拡大など、これから解決していかなければなりません。
「大峰かおり」は今年はこれで終わり、これからは冷凍と剥き豆しかありません。 |
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収穫盛期 10月3日
収穫盛期に入りました、もう全て実っています。
そろそろ日が短くなり始め、朝5時ではまだ暗いのです。
明るくなると圃場へ行き収穫、家で脱莢、終わると8時頃になります。
朝食後、選別袋詰めで10時過ぎ。ネットでの注文発送や出荷を終えると昼になります。
枝豆は午前中が勝負、でも早起きは辛いですね。
でも先が見えてきました、もう5日間位で終わりになります。 |
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莢剥き機
世の中には面白い機械があるものです。
これは枝豆の莢から実を取り出す機械。
これも普及指導センターの計らいで実演機を
借りることができました。
枝豆から実を取り出すのは今までは手作業。
とんでもない時間と労力が必要でしたが、
この機械でやればたちまち剥けてしまいます。
それも莢と実を分けてくれるのです。
右画像の豆を剥くのに手作業だと何時間もかかりますが、
この機械だと1時間足らずで出来ます。
この剥き豆で「ずんだあんこ」やジェラートを
作ろうという訳です。 |
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実演機が来た
普及指導センターの計らいで脱莢機、選別機を
借りることが出来るようになりました。
近くの枝豆栽培農家に集まってもらい実演です。
なんと早いのでしょう、選別は作業者が
間に合わないスピードです。
左画像は手で枝豆を機械に手で入れてやるもの、
右画像の奥にある黄色い機械は自動の脱莢機。
どちらも手作業の数十倍の能率があります。
左の機械は、これから10日間も借りられることに
なりました。 |
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収穫始め 9月24日
いよいよ待ちに待った収穫が始まりました。
実の入りも上々、虫食いもほとんどありません。
これから長丁場、10月初旬まで続きます。
毎朝トラックに満載して家へ、家で脱莢、選別、袋詰め作業です。
しかし稲刈り(コシヒカリ)の時期でもあります。
2班に分かれて枝豆班と稲刈り班で作業しなければなりません。 |
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太り始める 9月9日
いよいよ実が太り始めました。
朝の斜光で莢の中が透けて見え、実の入り具合が確認できます。
もう1週間で試食が可能な大きさになるでしょう。
本格的な収穫はやはり9月20日頃からと思われます。
この時期、害虫に食べられる危険が最も大きいのです。
しかし収穫は近い、となると使える農薬は限られてきます。
残効の短い農薬を散布する以外ありません。
農薬は使いたくありませんが、使わなければ売り物にならない
枝豆になってしまいます。
この判断が難しいのです。 |
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実入り始め 8月25日
いよいよ実が入り始めました。
左画像は育苗時短日処理したもの、右は処理しないもの。
この差が開きました。処理したものは、あと2週間位で
食べ頃を迎えそうです。1週間以上の差が開いたようですが・・・。
短日処理で味が落ちなければ、9月中旬から収穫できる
大峰かおりが出来そうです。
左画像をクリックして大きい画像を見てください。
莢の毛が白いのが分かります。茶豆とはまるで違いますね。 |
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倒伏 8月19日
恐れていたことがついに起きました。
朝から大雨洪水警報、叩きつけるような強い雨です。
「大峰かおり」は大柄に育つので、倒伏を心配していましたが、
この雨でついに一部倒れてしまいました。
午後から雨が上がったので修復作業です。
手で一本づつ起こして根元に土を盛ってやります。
倒伏したままだと実入りが悪く減収になるのです。 |
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一気に大きくなります 8月13日
枝豆は不思議な植物です。7月14日の姿と比べて見て下さい。
1ヵ月で3倍以上の大きさに成長しています。そろそろ花が終わり
莢の形が出来つつある時期になりました。
枝豆はここからが勝負、追肥と防除が本格的に始まります。
追肥のタイミングで背が高くなりすぎたり、美味しくない枝豆になります。
また「大峰かおり」は晩生なため、害虫の大発生で全滅といこともあります。
定期的な防除が必要になります。 |
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開花 7月31日
育苗時短日処理したものが開花しました。
予想をはるかに超えた早さです。
短日処理とは、芽が出てから定植までの間、日光に当てる時間を制限してやるやり方です。
芽がでた時期の日照時間が、成長過程で大きく左右されます。
簡単な話が、芽が出た時もう秋と思ってしまうらしいです。
だから早く花を咲かせ実を付けようとするのだそうです。
この方法だと10日は早く収穫できますが、問題は味です。
早く収穫できて味が同じであれば問題ないのですが?
誰もやったことのない実験、どうなるか楽しみでね。
でもこれが枝豆の花なのですよ。 |
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培土 7月21日
かなり大きくなってきました。また雑草も目立ってきたので培土作業です。
培土とは、脇の土を寄せて畝状にしてやり枝豆の根元に土を載せてやる作業。
雑草を土で覆う、枝豆を土で補強し倒伏しにくくする、排水を良くする、などの
効果があります。
この培土作業を花が咲く前にもう一度行います。
これからグングン成長し大きくなるでしょう。
土を跳ね上げた溝も見えなくなります。 |
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定植3回目 7月14日
これだけの差が出ています。
遅く植えたものは、かなり追いつく
でしょうが、収穫時期は違うはず。
これからどのように変化していくか
楽しみです。
これから夏の陽でグングン大きく
成長するでしょう。
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6月26日定植 |
7月6日定植 |
7月14日定植 |
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定植2回目 7月6日
2回目の定植です。
収穫時期をずらすため、そして生育調査も兼ねて
3回に分けて定植します。
最終の3回目は7月15日頃になるでしょう。
左画像が1回目定植の成長した姿、右画像が2回目の定植姿。
この差がどのように現れてくるのか楽しみです。
でも今日は真夏日、汗びっしょりの作業でした。 |
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本葉展開中 7月1日
いよいよ本葉が展開し始めました。
29日の雨のおかげで成長も順調なようです。
本葉が展開し始めれば、姿がぐんと枝豆らしくなるでしょう。
そろそろ雑草が目立ち初めてきました。
雑草退治もしなければなりません。 |
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いよいよ1回目の定植です。収穫時期をずらすため3回に分けて定植します。
苗も二枚目の葉(初生葉)が展開してちょうど良い大きさになりました。
機械で植えるのは楽ですね、今日は約1,200本を植えることができました。元気に育ってほしいものです。 |
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ぐんぐん伸びます 6月24日
やはり初夏の陽気です。
芽が出たと思いきや、ぐんぐん成長して行きます。
二枚目の葉(初生葉)が展開し始めました。
たぶん明日には全て展開するでしょう、そうすれば植える適期になります。
今回、実証として朝8時から夕4時までの8時間しか陽に当てない
短日処理を一部試験的に行っています。
これをすることにより花芽分化が早まり、結果収穫時期が早まる?
可能性があります。
毎日朝8時に遮光を取り夕4時に暗くしてやる、
これが意外と単純なようで大変です。
管理する人間が時間に縛られますからね。
まあ、これも実験の一つ、どうなるか楽しみです。 |
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芽が出てきました 6月21日
播種後5日で芽が出てきました。
もう初夏、暑いので芽が出るのも早いようです。
豆は種から芽が出るのではなく、根が出ます。
種の部分は一枚目の葉(子葉)になるのです。
直播の場合、この時野鳩に食べられてしまいます。
今回はハウス内で育てているので食べられることはないでしょう。 |
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いよいよ播種 6月16日
早生茶豆が花を付けようとしている時期ですが、
晩生種「大峰かおり」はやっと播種です。
早く植えれば早く実が生るというものではありません。
気温、日照時間などが左右するので、蒔く時期が大切なのです。
早く植えても樹ばかり大きくなり実が付きません。
昨年は直播でかなり野鳩に食べられたので、
今年は作戦を変え苗を育てることにしました。 |
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