新潟には美味しいイチゴがあります、その名前は越後姫。
新潟県の農業研究機関が長年にわたり、新潟の冬の気候でも育つ、そして美味しく香りが良く、
他産地のイチゴと食べ比べても引けをとらない、いやそれ以上の味を追求したイチゴです。
新潟県の冬は雪が降り、それにともない日照不足が避けられません。
そのイチゴの生育には劣悪な環境の中でも美味しく、香りが良いイチゴを開発したのです。
イチゴ栽培は米作りとは、また違った面白さがあります。なにせ果物と穀物では
栽培の考え方がまるで違います。
特に越後姫は「姫」と言うだけあってデリケートですね。また「おてんば」でもあります。
このお姫様を作りこなすには、長い経験と技術の蓄積が必要です。
今はまだ栽培農家が少なく、需要に追いつかない状態です。首都圏などにはまだ多く
出回っていません。
甘さと酸味のほどよいバランス、芳醇な香りと硬すぎない果肉、まさに越後の姫と呼ぶに
ふさわしいイチゴです。
この越後で育ったお姫様をどうぞ食べてみて下さい。イチゴの価値観が変わること請け合いです。 |
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