平成17年の米作りを皆様にお伝えするページです。
育つ様子を中心にアップしていきますので、秋の収穫までお楽しみ下さい。 |
以前の米作りページ
コシヒカリの産直 そうえん農場は北越後、新発田市に米作りをしている百姓です |
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今年の籾摺り作業が終りました、全て玄米に仕上がっております。
9月5日に早生種の稲刈りを始め、コシヒカリと続き1ヶ月以上かかりました。長かったような、短かったような?
あとは後片付けやコンバインの掃除、帳簿の整理などの仕事が山のように残っています。
右画像は籾摺りで出る籾殻をダンプカーに吹き入れてる様子です。
ダンプで畜産農家に運び、牛舎の床になります。そこで出来た堆肥を
田んぼに散布することで資源が循環します。 稲から捨てるものは何もありません。 |
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いよいよコシヒカリの籾摺り作業も終盤にさしかかりました。
刈取りの最中は、日中稲刈りを行い、夕方から夜にかけて籾摺り作業を行うことが多かったのですが、
稲刈りが終ったため、今は日中から籾摺り作業を行うことが出来るようになりました。
屋内での仕事のため天候に関係なく行うことが出来るのです。
籾摺り機から出てきた玄米が選別機を通り30kgに計量されます。
袋の口を閉じて積み上げれば出来上がり。
一年の稲作の集大成の作業でもあります。 |
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当地区の小学校実習田の稲刈りが行われたのです。
今、農家の子供達でも自宅の稲刈りを手伝い、体験することは少なくなりました。なれない手つきで鎌を持ち刈っていきます。
校長先生も今日は生徒と同じです、シニアの方々に教えてもらいながら刈っていきます。
ここで採れたモチ米は、後日、全校生徒、父母、先生で雑煮にして食べます。
都会暮らしには羨ましい行事ですね。 |
刈取った早生種(こしいぶき)が乾燥し終わったので、籾摺り作業です。
籾摺りは籾の殻をむいてやり玄米にする作業です。
全て機械で行いますが、できた玄米の入った袋を積み上げるのは人の手で行います。
30kgの米袋はやはり重いのです。
今回は若いアルバイトが来てくれてるので仕事もはかどります。
この時で、今年の作柄品質が分かるのです。今年はいかがなできでしょう? |
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いよいよ早稲種の刈取りが始まりました。
品種は「こしいぶき」というコシヒカリの味に近い、新潟県の奨励品種です。
これが刈り終るとモチ品種を刈り、コシヒカリの刈取りになります。
今回はアルバイトが来てくれてますので助かっています。 |
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台風14号のおかげで、このような姿になりました。
コシヒカリは元々草丈が長く、倒伏しやすい品種なのです。(頭でっかち)
毎年来襲する台風ですが、忌々しい風なのです。
コシヒカリは倒伏しても実る特性の品種ですが、
ベッタリしてしまうと、下になった稲穂は実ることが出来ないのです。
こうなると早く刈るほか手立てがありません。
このような稲姿になると刈取りも大幅に時間がかかりますし、ロスも多くなります。
毎年の事とはいえ残念です。 |
新潟県特別栽培米の審査が行われました。
書類審査にて計画どうりに栽培されているか、
資材(肥料など)は間違いなく購入されているか、細かにチェックされます。
また、栽培されてる田んぼへ行き、看板は設置されてるか、生育状態はどうか、
など細部にわたり審査されるのです。当然今年もこの審査をクリアできました。
画像は設置看板 画像をクリックすると拡大します。 |
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稲の倒伏が始まってきました。
コシヒカリは元々草丈が長く倒れやすい品種です。
今年は特に草丈が長くなっています。そこに先日の夕立のどしゃ降りがたたりました。
田んぼの中にも肥料分の多いところや土質の違うところがあります。
肥料分の多いところは草丈が長くなり、倒伏しやすいのです。
まだ一枚の田んぼの一部分ですが、これからの台風が心配です。 |
8月下旬にもなると穂がかなり垂れてきました。グングン実が入って重くなっているのです。
この時期の稲は止め葉(茎の一番上の葉)が重要な役割を果たしています。
止め葉が長く大きい茎の稲ほど実りが良くコロコロした籾に成長します。
稲は今、太陽の光と茎に蓄えた養分や土壌の養分により籾の中に澱粉
を蓄えている最中なのです。
この時の栄養バランスが食味に大きく影響するようです。
今は太陽の光が最も大切な時期です。安定した天候(晴れが続く)ことが何よりです。 |
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夏も盆を過ぎると、夜はめっきり涼しくなります、稲の穂が垂れはじめました。
一粒一粒に実が入り始めています。
この時期、昼暑くて夜涼しくなるのが稲には理想的な気候なのです。
稲もやはり夜は休むのだそうです。昼目いっぱい活動して、夜休む、
それが美味しいコシヒカリに仕上がる条件です。
台風が来なければまずまずの作柄が期待できそうです。 |
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