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稲刈りが終わり、後片付けが済むとクンタン焼をおこなう。クンタン焼とは、もみ殻を焼き炭化させる作業。炭化したもみ殻をクンタンと言う。このクンタンを来年の苗の育苗用土に混ぜる。なぜこれを混ぜるかというと、育苗用土の酸度調整、水はけの改善、育苗箱自体の重さの軽減、苗の根張りの改善、など大したすぐれものなのだ。色んな資材が出回っているが、クンタンにかなう物はまだ無い。しかし、これを焼くのが大変。朝点火して午後消火、しかし消えて無い場合があるので、何回も点検し、消火を確認出来るのは翌日。農家の火災の原因はこの消火してないクンタンが多い。又、煙の臭いが衣服に付いて臭くなるのだ。この作業は一週間続く。
左写真 クンタン焼の状況 右写真 干し柿 |