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そうえん農場メルマガ
あぜみち通信 No13 大災害です。
10月23日午後5時58分頃、新潟県中越地方に強い地震がありました。
震度は一番強い地区で震度6強、震源は長岡市周辺地下20km、マグニチュード6.8、
続けて余震も震度6強が2回連続であり、中越地方は大惨事となっております。
新潟県中越地震と命名。
マスコミの報道でもうお分かりかと思いますが、新潟地震(昭和39年)以来の大災害と
なっております。今でも余震が続いており、台風での雨で地盤が緩んでいるので、二次災害
の危険性があります。山古志村では全村民がヘリで避難し、村はゴーストタウンと化している
ようです。昼夜をとわずの復旧でライフラインはかなり復旧してきつつありますが、まだ
10万人の方々が避難生活をしております。
亡くなられた人のご冥福をお祈りいたしますと共に、一刻も早い復旧を望むものです。
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★メニュー★
■ 我家は被害ありませんでした。
■ 義援金、ボランテイア募集中!
■ 新米販売中
■ 干し柿作ってます
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■ 我家は被害ありませんでした。■
今回の地震では、我家もかなり揺れました。幸い震源より距離があるため被害はなく、
家族全員無事です。震度4の揺れでしたが、食器棚がガタガタ動き、家がミシミシ音をたてて
揺れました。一時はどうなるのか?と心配しました。その後大きな余震が2回来て、同じくらい
揺れましたが、家、家族に被害がなく安堵しております。
子供の頃(昭和39年)に新潟地震を経験しておりますが、やはり地震は怖いです。
当地区は被害を免れましたが、中越地区は悲惨な状態です。今夜から明日にかけては山沿いで
ミゾレが降る予報です。被災者の心中を思うと心が痛みますし、言葉にもなりません。
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■ 義援金、ボランテイア募集中!■
新潟県ではこの度の地震で被災された皆様に、少しでもお役にたてるよう、義援金を募集して
おります。皆様の善意をお待ちしております。
また、新潟県で地震情報をアップしております。現在の被害状況、救援物資、ボランテイア
などの情報が見れます。
この災害に対し、暖かい援助の手を差し伸べていただきたく、お願いいたします。
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■ 新米販売中 ■
何度もご紹介しておりますが、ただ今新米をお客様に発送してる最中です。
今年の作柄は予想してたより悪く残念ですが、有機で作った米は平年どうりの作柄、品質です。
やはり、有機で作ると異常気象に強い稲に育つ、ということを実感しております。
炊き立ては新米の良い香りがいたします、どうぞご賞味下さい。
もち米(品種こがねもち)も販売中です。赤飯、おはぎに活用願えれば幸いです。
もちろん、昨年同様「こがねもち」で搗いた切り餅の販売も12月より開始いたします。
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■ 干し柿作ってます ■
昨年は試作で作りまして成功しました、今年は数を多く作っております。
渋柿を収獲し、皮を剥き、紐で吊るして、天日で乾燥中です。
業者が作る干し柿は、機械で強制乾燥し、カビ予防に硫黄薫煙しますが、私はそのような
ことはしたくありません。あくまでも昔ながらの作り方で作りたいと思っております。
干し始めてから2週間位が大きな山です。その間にカビが発生しないよう注意をはらいます。
干し柿の様子をこれから随時アップしていきますのでご覧下さい。12月には少し、
おすそ分け出来るかもしれません。
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あぜみち通信 No12 稲刈りも終盤です。
皆様、お元気でお過ごしのことと思います。
9月は一年で最も忙しく、また楽しみな季節でもあります。
今年の収獲量はどうか?品質は?春から育てて来た稲に稲穂が付き、実る時期なのです。
稲刈りが始まると、独特の香りが地域に漂います。藁の香りであり、稲穂の香りでもあります。
この香りが漂い始めると、「いや〜秋だな」と実感するのです。
コシヒカリの刈取りを9月16日から始めました。いよいよ終盤戦です。
気合を入れて、最後の刈取りを楽しもうと思います。
だって、1年に一度しか刈取りできないのですから。
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★メニュー★
■ 台風の当り年なのです
■ 作柄は思ったより悪いのです
■ 新米販売中
■ もち米販売開始
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■ 台風の当り年なのです ■
いや〜、今年は台風がよく来ました。今日も21号が通過していったばかりです。
15号、16号、18号、21号、新潟に影響した台風が4個。このような年は珍しいです。
ところで。、台風には名前が付いてるのをご存知でしょうか?今日通過した21号はメアリー
16号はチャバでしたっけ?でも、台風の名前なんか覚える気がしませんよね。
新潟が最も被害を受ける台風のコースは、北陸方面からの直撃コースです。昔の第二室戸台風
がその最たる例です。(あの時はすごかった)
15,16,18号は佐渡沖を通過しましたので、風台風でした。21号は直撃コースで
来ましたが、幸い勢力が衰えていたので助かりました。
最も悪いのが、稲の倒伏です。風と雨で稲があおられ、稲が倒れてしまうと、刈取りが困難に
なります。コンバインは倒れた稲を刈るのが苦手な機械なのです。
刈り残してある稲も、かなり倒伏してます。刈取りが大変です。(−−)
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■ 作柄は思ったより悪いのです ■
夏の天候が良かったので、作柄は良いだろうと思っていたのですが、ところがどっこいです。
平年を100とした作況指数が、新潟県は95のやや不良なのです。佐渡にいたっては、全国
最低の64です。佐渡は壊滅的なところがあると聞いています。
原因は、7月13日に県央を襲った水害、台風16、18号による塩害が上げられるようです。
特に風台風だったため、佐渡地域と海岸平野部に塩害の被害が深刻なようです。
私の作柄ですが、まだ全て刈り取ってないので、はっきり分かりませんが、平年並みから
やや不良、の間位かと思われます。今年の米粒は細いのは、確かなようです。
しかし、皆様にお届けする有機栽培の米は、なんら被害がないようにみられます。やはり
有機栽培は気象変動に強い!というのが実感です。
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■ 新米販売中 ■
今、注文をいただいた方々、予約をいただいた方々に随時新米を発送しております。
どうぞ、そうえん米「新米コシヒカリ」をご賞味下さい。
今注文いただければ、来週には到着できるよう発送いたします。
また、「とりあえず予約」という年間予約も承っております。
これは、予約したからどうしても購入しなければならない、という予約ではありません。
どうぞ気軽に予約下されば幸いです。
16年産米もお付き合い願いますよう、お願い致します。m(_ _)m
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■ もち米販売開始 ■
今シーズンから、もち米の販売も開始しました。
品種は「こがねもち」という新潟では昔から作られてる、もち米です。
しかし、この品種は作るのが面倒なのです。ですから、栽培する農家も少ないのです。
しかし、味、艶、こし、風味は絶品です。もち米の王様と言っても過言ではないでしょう。
栽培する人が少ないので、幻のもち米とも言われています。
1kgと2kgの小袋での販売です。冷蔵庫で保管できるスタンドタイプの袋入りです。
赤飯やおはぎ、などにご利用願えれば幸いです。
また、コシヒカリに少量混ぜて炊いても、粘りがでて美味しくいただけます。
もちろん、昨年同様この「もち米」で搗いた切り餅の販売も12月より開始いたします。
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これからも、そうえん農場、あぜみち通信、をご愛顧願います。
【あぜみち通信】配信不要の方はメール下さい。
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あぜみち通信 No11 いよいよ収獲の秋です
まずもって、あぜみち通信をサボっていたことを、お詫びいたします。m(_ _)m
言い訳になりますが、忘れてたわけではなく、なぜか超多忙な日々であった
のでございます。
今一度お詫びいたすと共に、これからも【あぜみち通信】を宜しくお願いいたします。
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★メニュー★
■ 水害は被害がありませんでした。
■ 今年は台風の当たり年
■ 今年の作柄は
■ 新米予約開始
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■ 水害は被害がありませんでした。
7月13日の新潟県中央部を襲った水害は、ものすごいものがありました。
死者も多数出て、倒壊した家や家財を失った方々も多数おります。亡くなられた方々には
ご冥福をお祈り致しますと共に、被災された方々には一刻も早く復旧されることを願って
おります。
被災した市町村で、情報の出し方にかなりズレがあったようです。このような場合での
情報の出し方は難しいと思いますが、ためらわず速やかに住民に情報を知らせることが
重要と思いました。
私の地域は被害はほとんどありませんでしたが、雨の区域が北に50kmずれていたら
こちらが被害を受けました。考えると背筋がゾ〜とします。昔私の地域も2年連続の水害に
見舞われました。まだ子供でしたが、あの時のことは鮮明に覚えています。
災害は忘れた頃にやってくる、ですね。
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■ 今年は台風の当たり年
今年は台風の当たり年のようです。
16号が8月31日佐渡沖を通過しました。その前の15号も佐渡沖でしたか?
晩夏に来る台風は日本海の佐渡沖を北上するのが多いようです。来る前は
ものすごいフェーン現象に見舞われます。35℃以上の湿った風が新潟平野を
台風が近づいて来る時は風雨とも大したことはないのですが、佐渡沖を通過した
あたりから、ものすごい吹き返しの風が吹きます。
酒田沖あたりに行った時が一番強く吹くようです。
このようなコースを通る台風は風台風で、さほど雨は降りません。
しかし、秋これから来る台風は、日本列島を縦断場合は、雨風両方です。
稲もかなり実ってきました。ここで大型の台風が来られると大変です。
どうも18号の動きが気になるのですが。
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■ 今年の作柄は
昨年は冷夏でしたが、今年は一転猛暑となりました。
梅雨明けと同時に30℃以上の日が何日続いたのか?38℃などという体温より高い
気温の日もありました。
稲はもともと南方の植物です、それを長い間で改良してきたのです。
夏、稲は30℃位の気温が一番いいようです。
今のところ、品質は最良になると思っております。昨年のように未熟米が多くなる
ことは無いでしょう。ただ暑い夏は虫害が多く出ます。カメ虫という悪い虫が多く発生
するのです。
私は新潟県の減農薬減化学肥料栽培を申請し実行しております。県特別栽培米なのです。
ですから、殺虫殺菌剤は散布してません。虫害が心配ですが?
コシヒカリの刈取りは9月15日過ぎと予定してます。あともう少しです、台風が来ない
ことを願っております。
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■ 新米予約開始
いよいよ新米のシーズンです。
上記にも書きましたが、コシヒカリの刈取りが15日過ぎからです。
刈取り→乾燥→調整→精米 という作業があります。
新米発送は25日頃より可能です。
16年産コシヒカリもどうぞ宜しくお願いいたします。
価格、送料とも昨年同様です。
また、年間予約も承っております。
この予約は、「予約したから、どうしても購入しなければならない」ということは
ありません。予約発送前にメールで必要かどうか、変更あるか確認致します。
お気軽にご予約下さい。(とりあえず予約、といいます)
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そうえん農場メルマガ
━━━━━━━━━━━━━━━━2004年1月5日発行━
∩
∩∪ あけましておめでとうございます。
∪||∩
昨年は皆様に大変お世話になりました。
||||∪ 感謝申し上げますと共に、今年も宜しくお願いいたします。
[米米米]
/≠花≠\ また、皆様が今年一年健康でお過ごしできますことを祈念いたします。
〜〜〜〜〜
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メニュー■暖冬です
■イチゴらしくなってきました
■在庫わずか
■04年の米作りは
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■ 暖冬です ■
今年は雪なしの正月を迎えました。
朝起きると、まず除雪作業が待っているのですが、今年はまだ一回もありません。
除雪車が出動した日も無しです。やはり雪国に住んでいる者にとっては、
何か物足らない気がします。
それどころか、我が家のツツジが咲き始めたではありませんか、狂い咲きです。
何かがおかしいようです、まさに異常気象です。このままの状態では春が心配です。
このような年は、春の訪れが遅れるのです。
また冷夏で不作となると、日本の米は絶対不足します。
例年の気候を願うばかりです。
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■ イチゴらしくなってきました ■
昨年より取り組んでいるイチゴ栽培(品種 越後姫)ですが、
ようやくイチゴの形になってきました。
昨年、稲刈りが遅れたため、イチゴの定植も遅れてしまいました。
どうなることやらと心配しましたが、何とか2月から収穫できそうです。
収穫できる時期になりまいたら、皆様にご案内いたします。
今回は痛まないパッケージで発送するようにしたいと思っております。
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■ 在庫わずか ■
皆様に食べていただいてる、自然農法コシヒカリ「そうえん米」の在庫が
残り少なくなっております。
かなりの量を在庫したつもりですが、ありがたい事に売れ行きが好調です。
とりあえず予約されたお客様の分の在庫は確保してありますので、ご安心下さい。
他のサイトでの販売を中止して(米のショッピングモールにも出店してます)
私のホームページから購入して下さるお客様を優先したいと考えております。
今年もそうえん米を宜しくお願いいたします。
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■ 04年の米作りは ■
今年の稲作について考える時期になりました。
基本は、「安全、安心、美味しい」ですが、そこに「異常気象に負けない」が
付かないといけないと思っています。
どのような気候変動にも負けない稲作りが必要です。そのためには稲体の強化、
健康な稲に育てなければなりません。今までよりも一味も二味も変化を付けなければ
ならないでしょう、もちろん農薬は散布しないで。
昨年のイモチ病菌が田んぼに居ます。仮に冷夏としたら、昨年以上のイモチ病が
発生します。イモチ病に侵されない稲体作りを考えなければなりません。
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