その9  見ざる、言わざる、聞かざる 05.3.20
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 栃木県鹿沼市にある古峯神社へ講中の代参に行って来たのです。
 わが地域には古峯神社講中があり、毎年春の農作業が始まる前に、講中からクジに当たった人が代表で御札をもらいに行って来るのです。

 新潟からですと1泊2日の日程になります。まず古峯神社へ行き、御祈祷をしてもらい御札をもらうのがクジに当たった代表の仕事なのです。昔であれば宿坊に泊まり、朝の御祈祷も、となるのですが、今は御祈祷と御札を頂けば、後は観光になるのが通例になっています。今回は鬼怒川温泉泊まり、夜は温泉に入り大宴会と化すのであります。

 翌日は日光東照宮参拝など、まったく観光地めぐりになってしまうのが代参の特権とでもいいましょうか?

 久しぶりに日光東照宮を参拝することが出来ました。私はこれで2回目ですが、さすが世界遺産だけのことはありますね、特に彫刻は目を引きます。特に有名なのがこの「見ざる、言わざる、聞かざる」と「眠り猫」、ともに左甚五郎の作とか?最近はあまり良いたとえで言われませんが・・・・。(知らないふりをして、何も言わない)
 でもこの彫刻色使いは大したものです。長い時間の経過に、なにも風化してないのです。

 徳川家康の墓はすごかったのであります。