その46  出穂  07.8.18
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 コシヒカリが穂を出しました。
 農業は毎年同じことをしているのですが、やはり出穂は感動的です。
穂が出る日時を、田植え時期や今までの天候、これからの天候を考慮して
予測します。
 その予測した出穂の時期から逆算して肥料や水管理をするのです。
ピタリ当ると嬉しいですね。
 当地区では8月10日ころから早い穂が出てきて、20日頃までには
出揃います。
 盆踊りの囃子歌の歌詞にも「や〜れ、出穂のように、よく揃った」とあるように、一斉に出揃った穂を見るのは毎年の事ながら嬉しいものです。
 稲は穂を出すとすぐ開花します。稲の開花を見るのはまれな事です。
というのも朝方開花、受粉、そしてすぐ閉じてしまうからです。


 開花し終わった稲穂は雄しべを外に残し閉じてしまいます。開花し受粉が終わった穂は雄しべが外に残り、白い粉が吹いたように見えます。
 さあ、これから後期の管理になります。
 いかにたくさんの栄養を穂に送り込むことが出来るか、美味しい米に仕上げることが出来るか、これからの管理にかかっているのです。
 穂に栄養が貯まれば、穂自体が重くなり、だんだん下へ向いていきます。

 まさに「実るほど頭を垂れる稲穂かな」となるのです。

これから一番怖いのは台風です。重くなった穂が風に
あおられれば、稲自体が倒れてしまいます。