理由はともかく、本当に柿を食べなくなっているのです。このホームページにも頻繁に書いているのですが、「柿が赤くなると医者が青くなる」という諺があるくらい柿は体に良い果物です。
甘くてジューシー、甘柿はそのまま丸かじり、渋柿は焼酎でさわして渋を抜いて食べたり、干し柿にして食べる。
昔、ガキの頃、学校の行き帰りには、必ずネコババして食べたものです。遊んでいても腹がすいたら柿を食う。たまに渋い柿に当り吐き出す。
ということが常でした。そのような事が昔から行なわれてきていたので、
採る方も採られる方も当たり前の世界でした。
しかし今は、柿がなっていても見向きもしません。それほど美味しいものを食べているのでしょうか?柿を収穫する時間が無いほど忙しいのでしょうか?
飽食と気忙しさの世界で、なにかを忘れてきているようでなりません。
野鳥もしたたかで、人様が収穫しないのを分かるのか、良く熟すまで待って食べに来るのです。この柿もあと2週間くらいで全て鳥に食べられるはずです。
まさに MOTTAINAI もったいない なのです。
私のミニ果樹園に柿を植える予定です。それも当地方にだけある甘柿
「でんない柿」を。この柿は黒砂糖の甘みがあるのです。
また柿が見直される時期を夢見て。
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