その22  干し柿  05.10.25 
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 秋になり柿がたわわに実りました。

 今年は柿が豊作です。昔から「柿が赤くなると、医者が青くなる」という言葉があるとうり、柿は体に良い果物として食べられてきました。しかし、最近柿を食べることが少なくなったようです。もっと美味しい果物があるのが要因か?わざわざ柿木に登ってまで収穫して食べなくともいい、という思いなのか?どこの家の柿木にも収穫されず野鳥の餌になるのを待つ柿で鈴生りなのです。

 甘柿はそのままガブリとかじる。渋柿は焼酎でさわして渋を抜いて食べたり、干し柿にして冬に食べる、という習慣が田舎でも少なくなりました。

 私の家には「八珍」という品種の渋柿があります。
一本の木に今年は600個以上の実を付けました。それを一個づつ採り、皮をむき、紐に吊るし、熱湯に潜らせ消毒して、日当たりの良い軒先に干します。
 粉が吹いて、出来上がるのは12月に入ることでしょう。今の時代にはちょっと気の長い作り方でしょうか。 干し柿の作り方→ http://www.shimojo.tv/kikaku/hosigaki.html
 一昨年より干し柿を作り始めましたが、昨年なんとか物になる干し柿に作り上げることが出来ました。  さて今年の出来はいかがでしょう・・・・。
 当地区は甘柿の北限で、甘柿渋柿両方を食べることができます。今は甘柿を生でかじり、渋柿をさわして甘くしたり、保存食として干し柿にして冬に食べることができるのです。