この秋、新潟県産のコシヒカリが正念場を迎えます。
徒然なるままに-その10にも書きましたが、新潟県はコシヒカリを全てコシヒカリBLに変えました。それが今、農家から流通業者を経て消費者へ渡っています。消費者の味に対する判断が、今秋注目されているのです。
何度も書いておきますが、このコシヒカリBLは遺伝子組み換えで作られたものではありません。従来からの品種改良方法である連続戻し交配方という方法でイモチ病に強いコシヒカリに生まれ変わらせたのです。
おかげで、今年はイモチ病の心配は全くありませんでした。姿形、育ち具合も従来のコシヒカリと何ら変わりなく収穫を迎えました。早速、新米コシヒカリを食べてみましたが、今までのコシヒカリと全く変わりなかったのです。
また、生産量の数倍の量が流通していた新潟産コシヒカリの偽装表示を防ぐことも出来ます。
この17年産新潟米の袋に入ったコシヒカリが今までどうり、いや今まで以上の評価を得ることを望むばかりです。
新潟コシヒカリの真の実力が問われる季節となりました。 |