ホームへ戻る

昔から柿が赤くなると医者が青くなる、という諺があるくらい柿は体に良い果物です。
当地区は甘柿の北限で(北緯38度)甘柿と渋柿が混在します。

甘柿は生で食べ、渋柿は、さわし柿や干し柿にして食べられる地域なのです。
しかし今は干し柿を作る家庭が少なくなりました。作る工程が難しい事など、
作れる人が少なくなったと思われます。

昨年から挑戦しておりますが、今年は量を多くしての挑戦です。   
干し柿販売ページはこちら


完成
白い粉がふいて、ついに完成しました。
約2ヶ月半かかりました。粉がふかないと干し柿ではないのです。
これで予約いただいてるお客様に発送できます。
この粉は日増しに多くなり、真っ白になるはずです。
冷暗所に保管しておけば春までは保存がきくでしょう。

仕上げ  その3  熟成
虫が付かないように最後は網かごの中で乾燥していましたが、
その乾燥も終わり最後の仕上げになりました。

お菓子の空き箱などにキッチンペーパーを敷きそこに並べていきます。
その箱ごと冷蔵庫に入れ熟成させます。
予定では2週間位で表面に白い粉が吹いてくるはずです。

この粉はカビではなく干し柿の中の果糖がにじみ出て結晶化するものです。
表面に白い粉が吹いて来るのを待ちます。


ここまで来ればもう失敗はありません。
後は時間が経過するのを待つだけです。
正月に間に合いそうです。

仕上げ  その2  熱湯消毒
  沸騰したお湯に約1分煮て熱湯消毒 消毒され、吊るされてた時の埃が取れきれいになりました。  こんどは網かごの中で乾燥
     いよいよ干し柿作りも終盤です。しわくちゃの美味しそうな肌と色合いになってます。完成まであと半月でしょうか。

仕上げ  その1 枝きり
良い色合いになりました、いよいよ最後の
仕上げです 
画像をクリックすると拡大します。
  吊るしてある紐から外し、吊るすT字に残してあった枝とヘタの部分を切り取ります。

よい色になりました  手もみ
秋の日差しを浴びて熟成
画像をクリックすると拡大します
しわくちゃの良い肌になってきました
画像をクリックすると拡大します
均一に渋が抜けるよう手もみ
            秋の日差しを浴びて、しわくちゃの良い肌になってきました。 ここまでで来てもまだまだです。
            黒っぽくなり、もっとしわくちゃにならないといけません。 渋が均一に抜けるよう手で揉んでやります。

乾燥  天日干し
干した直後 干して5日目
干した直後は表面が硬く水っぽいのですが、5日もすると表面が乾いて皮が張ったようになります。
反対に中は柔らかくなってきます。渋が抜けて、甘みが凝縮されてきつつあります。
この時カビに要注意。 ゆっくり乾かした方が渋が良く抜けて甘みが増します。

吊るし 天日干し
               皮を剥いた柿を紐に引っ掛け吊るします。
               その時ヘタの部分のT字形の枝を使います。
               作業小屋のひさしの下の雨の当らない所に吊るします。
   天日でじっくり乾燥していきます。
   一番問題なのは天候と湿度です。干し柿にはカビが大敵なのです。
   天気の良い日が続くことを願っての吊るし作業です。
   今年は布団干しにも吊るしました、これは雨の時しまえるので便利。

柿の収獲 皮むき
柿がたわわに実ってます。
品種は「八珍」という渋柿です。
このままでは渋くて食べれません。
収獲するのは簡単なのです、脚立に登りもぎ取るだけ。
その時ヘタの部分の枝をT字形に残すのがミソ。
そこに紐を引っ掛け吊るすのです。

柿は折れやすい木です。
昔から柿に登るなと言われています。
登っても細い枝に力をかけられません。
落ちると大変です。

ここまでは私の仕事。
     包丁で一個づつ皮を剥いていきます。 これが大変な仕事、多く剥くと腱鞘炎になりますよ

コシヒカリの産直 そうえん農場は北越後、新発田市に米作りをしている百姓です
新発田市は食と農の資源循環型社会づくりに取り組んでいます
〒959-2411 新潟県新発田市横岡1910−1
下條荘市
fax0254-33-3330 メールアドレス souen@shimojo.tv