土壌消毒 11.7.8
Posted at 07/08 記事URL » 農作業もまた楽し » コメント(2) »
この時期農業関連の研修会が多くあります。
今回は土づくりの研修。
農家でない方は、土を作るの?と思いでしょうが、作物に合う土を作って行くのが農家の仕事でもあります。
画像はハウス内の土壌消毒している現場。
ハウスで同じ作物を作っていると連作障害という、作物の育ちが悪くなったり枯れてしまう障害が発生してきます。ハウス内の土を入れ替えるわけには行きませんので、様々な方法で対処してきたのですが、今回見させていただいたのは、米糠による嫌気性細菌の増殖による土壌消毒法。簡単に言うと、ハウス内に米糠を播き耕して水を張る。表面をシートで覆い嫌気性菌を増やすと言うやり方。
今までは土壌消毒剤で対処してきたのですが、人にも大地にも、そして作物にもやさしい方法として技術が確立しているとの事。
ハウス栽培農家には連作障害が悩みの種。農薬を使わず土をリフレッシュするにはどうするかがテーマでした。この方法の唯一の弱点は、約一ヶ月の時間がかかること。一ヶ月ハウスを空けるのが、もったいないのです。
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"土壌消毒 11.7.8"へのコメント
コメント » 島田浩二 2011/07/08 12:10
ご無沙汰してります、島田です
嫌気性菌を増やすことで土が活性化して連作障害対策になるのでしょうか
しろうとですいません、米糖ってどこで手に入れることができますか?
コメント » そうえん 2011/07/08 18:41
島田さん、お久しぶりです。お元気でお過ごしでしょうか?
嫌気性菌が爆発的に増えることで、障害を起す悪玉菌の菌数を減らすという技術だそうです。死滅させるという訳ではなく、悪さをしない数まで減らし封じ込めるということです。米糠を大量に散布し耕起し水を張る。代かきすれば尚良いとのこと。上をシートで覆い、ハウスを締め切り温度を上げ地温30度以上を保つ。時間的には一ヶ月。中は息が出来ないくらい臭いです。米糠でなく糖蜜なら尚良いとのこと。要は嫌気性菌(乳酸菌などの餌を与えてやる)
米糠を大量に集めるのが問題だとか?米を販売している農家ではストックしておけますが、そうでなければ米糠が大量に出る業者。精米業者やコイン精米機の持ち主に頼むとのこと。
2~3年は効果があると言ってました。注意しなければならないのは、米糠が分解して肥料に変化した分を作付けする時加味しないと、肥料過多になるとの事。それと夏の約一ヶ月ハウスが使えない事。