育苗には専用の土を買っています。
農家が土を買う？不思議かもしれませが、事実です。

育苗（稲の苗を育てる）には殺菌された、団粒構造の土が適してします。今はその土を買って育苗に使用しています。要は赤土を焼いた焼土と言われるもの。その土に「くんたん」（籾殻を炭化したもの）や肥料を混ぜて、育苗用の培土にしているのです。今では全て混合された培土が主流と言っていでしょう。

今日、その土を作っている工場から運ぶ仕事をしました。朝からトラックで４往復、今日で運びきれませんでした。明後日もう一回運ばなければなりません。
なぜ自分で運ぶのか？理屈は簡単、運送費用の節減のためです。

製品の育苗用土は一袋1トン、人の力で動く代物ではありません。トラックに積込みも降ろす時もフォークリフトで行います。
着々と播種の準備が整いつつあります。
しかしこの土を入れている袋は使い捨て、（通称ワンウエイ袋）もったいないですが、強度などを考えると致し方ないようです。

コシヒカリと越後姫、枝豆大峰かおりの産直、そうえん農場