これも考えさせられた 10.12.15
Posted at 12/15 記事URL » 農作業もまた楽し »
市内の某小学校から、稲作りについて話してほしいとの要請があり。恥を忍んで行ってきました。
この小学校は市街地にあり、生徒達は田んぼに触れることはほとんど無いとのこと。今年、花壇を田んぼに改造して稲作りを体験したとのことです。
まず驚いたことは子供たちが少ない。街中の小学校なので、もっといるだろうと思っていましたが5年生全員でこの人数です。少子化は田舎だけでなく市街地でも深刻なようです。
田舎(私が住むあたり)では通学の途中田んぼがあり、稲作りをしていない家庭の生徒でも農作業を目にすることが出来ます。しかし市街に住む子供達(生徒)は目にすることが無いのだそうです。また親戚などにも農家が無く、農業には縁が無い生徒ばかりです。新発田市は田園都市、市街地から外れれば田んぼばかりですが、なかなか農業に触れる機会が無いということが初めて分りました。
子供達が農業に触れる機会が無いということは、当然親も無いということ。今年の稲作り体験で泥の感触や稲藁の臭い、稲刈りのチクチク感は初めて経験したのでしょう。
これが良い悪いは別として、これからの農業や農政を語る時、大多数の人々(農家でない人)は農業が全く分らないということです。
この事実を農業者はわきまえないといけません。
ところで「農業は儲かりますか?」の質問にはビックリでした。
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