散り際をわきまえたら 10.12.21

Posted at 12/21 越後のイチゴ 越後姫 »

今日は師走にしては珍しい穏やかな日和。
越後姫にはありがたい天気です。

越後姫の花.jpg

越後姫は花が終わったもの、今咲いているもの、これから咲くもの様々ですが、もうすぐ頂花房(一番花)が満開を迎えそうです。
MICRO105ミリのレンズで目いっぱい近づいて撮ってみました。雄しべの花粉が分ります。また雌しべの突起もボケてはいますが分ります。この雌しべの突起の部分に花粉が付くと受粉が完了して実が太り始めるのです。
この作業を毎日せっせとやってくれるのが蜜蜂です。蜜と花粉を集めに来るとき花の中心部をクルクル回り、花粉を付けてくれているという訳。
蜜蜂はただ蜜と花粉を集めているだけで、そのような仕事をしているとは思っていないはず。自然の摂理は良くできています。
受粉が完了すれば花弁の役目は終了、花弁は蜜蜂にここに蜜と花粉があるぞという目印の役目をしているのです。

さて人間はどうでしょうか?役目が終っても何時までも花弁を落とさず、自己主張している御仁が見受けられます。もう蜜も花粉も尽きているのでしょうが・・・。

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