今の時期、田んぼは水を抜き、ある程度乾かしてから溝を切ります。
無効分けつ（穂の付けない不要な茎）を出さないためと、ある程度乾かし田んぼを硬くしてやるのです。
そこでこれから、水を入れたり抜いたりしやすいよう、田んぼに溝を切る仕事があるわけです。これが重労働、中途半端に硬く、まだぬかるむ田んぼに入り、溝切り機で溝を切る仕事はかなり疲れるのです。

溝切り機は昔からありました。また田植機を改造したり、乗用型の専用機械はありましたが、画像のこの機械が面白いのです。
オートバイのように乗り、田んぼの中を走り回る溝切り機。そして名前がまた面白い「田面ライダーⅤ３」なんとも笑っちゃう名前です。
しかしこの機械はなかなかの優れもの。歩行の昔ながらの溝切り機から比べると数倍の能力。そして乗っているので疲れないわけで。遊び感覚でオートバイに乗ってる気分で溝切りができるすぐれものでした。

これを考え作った人はかなりえらいですね、いやはや名前が気に入りました。

コシヒカリと越後姫、枝豆大峰かおりの産直、そうえん農場