歴史を感じる 10.3.1

Posted at 03/01 我家のひとこま »

今回の御宿での集会は得るものが多くあり、充実した集まりだったのですが、
珍しいものも多く目にすることが出来ました。

杉玉.jpg 電話番号札.jpg

画像は酒蔵を見学した時のもの。
左は「杉玉」。酒蔵に下がっているものを、目にすることがあると思います。
杉の葉を束ね、丸く整形して作ります。
これは新酒を仕込んだ時に下げ、色の変化と共に酒の出来具合を知らせる、いわば飲み頃サインです。手前の大きい杉玉は昔のものでしょう?奥にあるまだ緑かかった色をしている杉玉は、今シーズン酒を仕込んだ時に下げたものと思われます。杉玉の色が物語るように、そろそろ発酵が終わり、これから搾る作業が始まるようでした。
酒好きの方々は、この杉玉の色で新酒が飲める頃合を知るのです。
今時、酒蔵に酒を飲みに行くのは酒蔵見学くらいしかありませんが、これは昔からの伝統をしっかり守っている酒蔵の証でしょう。

右は電話番号札、「御宿34番」この札も歴史を感じます。
昔からの造り酒屋なので、いち早く電話を設置したのでしょう。
今時のプッシュボタンでもない、それ以前のダイヤルでもない、ハンドルをクルクル回し交換台を呼び出し、「〇〇の〇〇番をお願いします」と言って電話をかけた様子がうかがい知れます。

このような、一見いらないようなものを、しっかり残しておくことが好きです。
酒造りに対する姿勢とか考え方が見て取れる酒蔵見学でした。

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