生き残れるか 09.12.23
Posted at 12/23 記事URL » 農作業もまた楽し »
今、空前の直売所ブーム。
全国の直売所の数がセブンイレブンの数を越えたとか・・・?
当地区にもかなりの数の直売所があります。
3セクあり、企業経営あり、農家経営あり、もはや直売所は飽和状態。
これから淘汰の時代に入るのは間違いありません。
ある研修会で、年間売り上げ1億円以下の直売所は生き残るのは
かなり厳しいだろう、という話を聞きました。
大体の直売所売上げ手数料は15~20%、ざっくり考えても1億円売り上げないと人件費などの経費が出ませんからね。
私も直売所で農産物や加工品を売っている関係上、あちこちの直売所を
見に行くことがあります。
まあ大抵スタイルは同じ。よくもまあこれほどまで同じスタイルになるものだ
と関心させられます。直売所陳列規格というものがあるかのようです。
まずはこのスタイルを打破しなければダメでしょう。
そして身の毛もよだつのが出品農家の顔写真があること。
「私が作りました」などと写真を載せている所がありますが、誰がジイサンや
バアサンの顔なんぞ見たいものですか。仮に写真を載せるのあれば農作業を
している姿の写真でしょう。デカデカとアップの顔写真が貼ってあっては寒気を
感じてしまいます。
直売所がなぜもてはやされるのか?
もちろん新鮮、作った人が分る、安い、などが上げられますが、安全であるということにはならないと思います。
農家がどれだけの農薬を何時散布したかなどは全く表示されていません。
たぶん生産者も分らないのでしょう。
農薬の使用基準を守った農産物なのか疑問です。
直売所で売れるということは、どこかが売れないということ。
当然売れないところの反撃が始まるのは確実。
これからの直売所は相当ふんどしの紐を締めてかからないと、
生き残れないような気がしてなりません。
画像と文は全く関係ありません。
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