この機械は何だと思いますか？
唐箕（とうみ）という穀物を選別する機械です。
以前、もらっておいたもので納屋の奥にしまっておいたのですが、
ようやく日の目を見ることになりました。

昔は農家であればどこにでもありました。それも木製のデカイやつが。
時代とともに必用無くなり、今では持ってる人はほとんどいません。
これは最近の型で鉄板で出来ていて、しかもコンパクトになっています。

手動で中のファンを回し風を送り、ゴミや軽いものと穀物を分けてくれます。
いわば風選別。今のハイテクコンバインでも原理は同じ。

これで何をしているのか？枝豆「大峰かおり」の種選別をしてるのです。
枝豆は収穫しないでおけば大豆になります。
美味しい枝豆は、未熟大豆を食べているということになります。
完熟すれば大豆になり、そして来年の種になるというわけです。

この唐箕は一年に一回それも1時間も使えば終わり。
また来年までお蔵入りとなるわけで・・・・。
でも無いと困る機械です。

この作業の嫌なところは、ゴミが飛んで汚い。
風向きを考えてやらないと、ひどいことになるのです。

　

コシヒカリと越後姫、枝豆大峰かおりの産直、そうえん農場