１８日からブログ更新をサボりましたが、じつは東京へ米を買って頂いている
上御得意様へ挨拶を兼ねて訪問して来たのです。
折りしも時ならぬ雪、車で行ったため帰宅が一日遅れてしまいました。

初日、時間があったので上野の森に足を運びました。
以前から美術館や博物館を見学したかったからです。

公園をぶらついていると、なにやら音楽が聞こえ、ただならぬ集団が居るではありませんか。よく観察するとホームレスの方々にライブ演奏を聞かせ、就職の啓発とご馳走を振舞う場でありました。

簡単に書くと、ホームレスの方々に歌を聞かせ社会復帰を促し、今日の夕ご飯を与えてる、かなり怪しい集団が企画する集会なようでした。
少しばかりの間見ていましたが、集まってる方々は歌なぞ上の空、要は夕飯を待ってるだけなのです。
ここに来て座っていれば飯にありつける・・・。それだけのようです。
ホームレスの方々は高齢者ばかりと思っていましたが、意に反し私より若そうな
方々も多くいます。

集会の歌が終わり、ご馳走の配布となりました。
整然と列を作り順番を待ちご馳走を頂きます。

私がこれを見て思ったのは、こんなことをしても何の手助けにもならないのでは？ということです。
ご馳走を与える怪しい集団の自己満足ではないかと思えるのです。
良いことをしていると思いやってる行為が、逆に此処へ来れば飯が食える、
歌を聴いていれば後で飯にありつける、ということにしかなっていないでしょう。

同じ脇に見ていた一人が「こんなことして何になる！」と吐き捨てた言葉が印象に残りました。

私の思いは「働かざるもの飯を食うべからず」です。

コシヒカリと越後姫、枝豆大峰かおりの産直、そうえん農場